ネタとのギャップに脱帽

関西アレ野球ニュースさんの硬派コラムを2本紹介。
まずは契約交渉に関するコラム(2月22日付)。更改するにあたり保留することでどれくらい選手側にメリットがあるのか検証。
選手時代独身寮をあまりの門限破りのため追い出されて、おネエちゃんのところを泊まり渡った野球解説者・金村義明曰く「マスコミの年棒発表はトバしや!」(適当に書いてあるということ)らしいのですが、指標として扱っています。
とはいえここまで集めると見えてくるものがあるんですね。
個人的に感じたのはセ・リーグ各球団の保留しても大して金額を上げないあたりと、代理人交渉をしている人数の少なさ。
セ・リーグ各球団の交渉は選手側の意を上手に汲んだものなんでしょうか。それともフロント優位の半ば強引な契約なのか・・・。
なんにせよ財政的にはパ・リーグよりかは潤ってますからね。
せっかく選手会が勝ち得た権利なんですから、選手側も代理人交渉をしていかないと。
ヤクルト・阪神以外の球団選手は再考して欲しいところです。特に中心選手が積極的に導入していかなければ後が続きません。
十分な提示だとしても代理人を立てるようにしていかないと、暗黙のルールができているのではないかと疑われても仕方がないでしょう。
親会社や球団が財政的にヤバそうな近鉄ダイエーに主力選手の名を連っているのは仕方がないでしょう。
関西のどこかのテレビ局がパクりそうです。


続いて公式戦日程の不平等を問いたコラム。
時期遅れですが取り上げないわけにはいかないでしょう。って載せるのを忘れてただけなんです。スイマセン。
夕方からゲームの多い生活をしている選手にとっては「デーゲーム試合数の増加=選手の負担UP」であるらしい。
そういうことを踏まえてみると巨人の少なさは異常な数字。いかに優遇されているかがわかります。
理由はみなさんご推察の通り、巨額な放映権をバックにしているからです。
個人的に注目したのは横浜のデーゲームの多さ。
固定ファンが少なく視聴率も見込めないため、他球団開催で昼開始なのは仕方がないでしょう。
でも9月の土日祝が全部デーゲームはしすぎ。自前の主催でもしていますからね。
フロントが「この時期は消化試合ばっかりやからどうでもええわ。」と諦めているんですかね。
そういえば親会社はTBS・・・・・そうか、日曜7時は「さんまのからくりTV」。このコンテンツは捨てがたいということでしょう。
となると土曜は・・・・なにかありましたか?爆笑問題の番組!?それ、率とっているんですか?
あ〜、でも9月といえば番組改編の時期。特別企画を多く投入する時期ですからね。
ヤクルトの9月のデーゲームは4試合。2つは横浜戦で2つは地方での試合。
親会社のフジは優勝争いすることを考えているのでしょう。
各球団地方試合数のデータでの非12球団本拠地試合数の阪神と巨人の少なさは問題ありすぎ。
共に本拠地での多額の収入が見込めるからでしょうが、露骨すぎますね。
横浜のビジター連戦のあまりの多さとオリックスのビジター連戦なしっていうのは以外でした。
日程だけで逆風が吹いている横浜。ファンにはたまりません。


2つのコラム共、データから鋭い考察がなされています。
一読の価値ありです。