気持ちはわかります

「好きな音楽を表明できぬ歯がゆさ」というコラムの紹介。
この筆者はmr.childrenが好きなのですが、「ハッ、素人が!!」と思われるのが嫌なので公言しにくい、とのこと。
そもそも我々は、他人との違いを表す記号として、音楽を消費するのである、と説いています。
わからないでもないですね。
確かに好きなアーティストを聞いて、「ミスチル」や「宇多田ヒカル」なんかを言われると「ベタやな」なんていう印象を第一に持ちます。
最近だったら「QUEEN」なんて言われたら、「あ〜、ドラマの影響か。フジの戦略に乗せられとるで」なんて思います。
そういったときには「どのくらいの時期からファンなん?」なんて聞くと、そのバックグラウンドがわかり大概は誤解が解けますね。
大ヒット曲を好きと言われても、ミーハーと思ってしまいますね。。
そういった曲は特定の時期にどこでも曲がかかっていますから、個人の「好き嫌い」の感覚で判断しているのではなくて、俗に言う「耳が慣れる」という感覚で好きになっているのではないか、と私は判断してしまいます。
ちなみに私はそういった音楽を「洗脳音楽」と勝手に言っています。

なんの恥ずかしさも感じずに、自分の好きなものを好きと言えればよいのだが、
それが出来るのはよほど出来た人間か、鈍感な人間だろう。

これにはグサッときました。うちのサイトなんかこれの塊みたいなものですから・・・。
明らかに私は後者のほうですね。


こうは言っていますが、私もミスチルは嫌いではありません。FM802のDJをしていた頃も聞いていましたし、モロリアルな世代ですから。
例を挙げるなら、ベタですが「星になれたら」「車の中でかくれてキスをしよう」「ALIVE」ってところでしょうか。
2ちゃんねらに見るカラオケの選曲」でトップなのもうなずけます。


(ネタ元:カトゆー家断絶)