最近のドラマ評

TBS「オレンジデイズ」の第7話を視聴。
妻夫木クンの恋のライバル役だと思っていた永井大が見事な噛ませ役ぶりを発揮。
柴咲コウ聴覚障害のピアニストとして売り出すことを目的として近づいてきたことが発覚し、柴咲はショックをうけるという話でした。
・・・・なんやそら。しょ〜もな。
最初っから売り出す気で近づいたんだったら筋道たてて話するでしょ、普通。
「道端で女優にスカウトされたつもりがいつのまにかAV女優になってた」みたいな、今は昔の物語じゃないんですから。
いくら崖っぷちサラリーマンとはいえ、こんな回りくどいことさせるのは脚本に無理があるでしょう。
まっ、永井クンにはフジ「アットホーム・ダッド」で女性視聴者のサービスのために上半身裸になってもらいましょう。
第8話の予告編を見る限り、海岸で告白を叫ぶというシーンを含んだ昔からあるベタな展開をするようです。
・・・・・!?今年は何年?まだ20世紀ですか。
どうせ第9話から登場する沢村一樹に影響を受けて、柴咲も自分の好きな音楽の道を歩んでいくという物語にしていくんでしょう。
どっかの外国になんか留学させて、離れ離れにさせるんじゃないですか。


フジ「アットホーム・ダッド」についても少し触れておきます。
このドラマは私はザッピング程度にしか見ていませんが、視聴率はそこそこあり、5月11日分の放送では15.9%(ビデオリサーチ調べ)をとって好調のようです。
この結果は、正直私にとって意外でした。
確かに阿部寛に主夫をさせることによって、社会的地位が低い家事を見直すことのできるという点はいままでにない視点でしたし評価に値するものだと思っていました。
ですが放送を見る限り特に「コレだ!」といったものは私には見つけることができませんでした。
加えて、モデルハウスみたいな外ロケシーンに気持ち悪さを感じていたので、好評の理由がわかりませんでしたね。
こういったところは視聴ターゲット層でないからでしょうか。
まぁ、プールでの男性陣上半身裸シーンがサービスカットであることはわかりましたが・・・。


このドラマの評価を調べていると、やはり阿部ちゃんへの共感がポイントを上げているようです。
オッサンにはわからない、ささいなことにも気を使っているリアリティのある演出も好評のようです。
何処にでもいるイヤミなご近所さん役の車だん吉の元・恋人役川島なお美はこの人だけで視聴率UPに寄与・・・・しているのかな。
アクセントにはなっているとは思いますが・・・・。