最近のドラマ評

TBS系「オレンジデイズ」第6話を途中から視聴。
チョット見てない間に小西真奈美柏原崇が退場し、来週から柴咲コウを巡って妻夫木聡の恋のライバルに特撮もののタイムレンジャーから有名になった永井大が登場します。
予告編を見て某芸人さんの発言していた意味がわかりました。
ファンの方には申し訳ないが、確かに画面がショボい。TBS、やる気あるんか?
個人的には柏原崇と配役を変えたほうが良かったような気がします。
それともさらなる視聴率獲得のために、主な視聴者層である20代〜30代の女性を意識したのでしょうか。それにしては安易過ぎです。
今回の話を見た感じ、案の定タルい話になってしまったようです。
柴咲コウのバイト先の責任者が時代劇の悪役でよくでてくる方なので、オラオラっと襲うシーンが出てくる展開は・・・・ないよな。


フジ「離婚弁護士」の第5話のゲスト・りょうはまさにハマリ役でした。
天海祐希に仕事を依頼するが自分の思ったとおりに仕事をしていないと思い込み、ストーカーになるというイタイ役柄なんですが、ハマっていました。
昔フジでやっていた「フェイス」というドラマで多重人格者という役を演じていた印象が残っているせいか、彼女が出てくるとどこか狂気がかった役を期待して見てしまいます。
前クールの「僕と彼女と彼女の生きる道」では離婚する母親役でしたが、いたって普通の役。
「私は凛(自分の娘)を愛していない」と言わせたのは衝撃的でしたが、それだけ。個人的にはもっと悪役街道を歩いて欲しいと思いました。
りょうには元・ダンナ明石家さんまが映画「黒い家」での大竹しのぶの狂気ぶりを見て、「はまり役や」と言わせたぐらいになってほしいですね。


日テレ「仔犬のワルツ」は我が道を進んでいて、ある意味おもしろいです。
第5話は米国のものからイメージした女子刑務所雑居房前のスペースに囚人が審査員という設定で、サシでピアノを弾くというもの。
主人公の盲目の安部なつみは松下奈緒と対戦。
盲目ということで同情票が集まると思いや、松下が全裸になって片乳が無くなった心臓手術の後を見せることをして形勢を逆転させます。
安部が負けると思いきや、多岐川裕美が一票を入れて引き分けに。どうやらこの一票が全ての票数と同じ価値をもつ、ということらしい。
・・・・書いていて「??」って思っているんですから、ドラマの見ていない方はどんな展開かまったくわからないでしょう。
この後出しジャンケンみたいな展開がこのドラマのウリなんですから、仕方がありません。
来週は映画「犬神家の一族」に出てくる犬神佐清ばりに白い仮面を被ったキャラが登場します。
しかも、勝負がピアノを弾いてバラの花の咲きを促進させるというもの。
なんでもありの世界です。おもしろそうと思った方は見てはいかがでしょうか。
それにしても山ちゃんの狂気の精神科医は物語に意味があるのでしょうか・・・。