あぁ、また長くネタがない・・・

世間のほとんどは全国高校サッカー選手権決勝で日本の次世代のストライカー・平山がいる長崎・国見高校が、マガジンの大島司・作「シュート」ばりのエピソードをもった福岡・筑陽学園を虐殺したのを注目していたことと思います。
筑陽は先取点を得ることができなかったのが痛手でしたね。
この結果を見ると、「国見 vs 市立船橋」を決勝で見たかったと思う人が出てくるのも当然でしょう。
それとも、NHKの青年の主張で電波系がでていないかチェックしていたのでしょうか。
そんな中、関西では「第25回 ABCお笑い新人グランプリ」が行われました。
この賞はダウンタウンやナイナイ、M-1グランプリ各優勝者達が通ってきた登竜門的存在なのです。
審査委員はプロ×1、素人×2、不明×1(町田康??知りませんでした)、制作局長の5名。
番組はまず、予選を勝ち抜いた10組がネタをして3組を選出。これを優秀組とし、その3組が再びネタを行って最優秀組を選ぶという流れです。
最終審査に残ったのは千鳥、友近南海キャンディーズの3組。
その後の決戦で千鳥が優勝しました。まあ、最終審査のネタの出来を考えると
千鳥はテンポ、ネタの強弱がうまかったし、友近は視点の良さを感じました。
特に噂に聞いていた南海キャンディーズはおもしろかった。恐らく、この決勝で一番の良さでした。
髪型と眼鏡が特徴的なツッコミ担当の山里亮太と、背が高く声は低いボケ担当の山崎静代が奏でるハーモニー。
山崎のネタはこちらのガードの隙間から飛んでくるし、これをコントロールしようとする山里も間が抜けている。
コンビ結成が2003年6月と約半年なのにも関わらずこのデキですから、楽しみな逸材です。
難点なのはネタの少なさ。最終審査のネタがいまいちだったことを考えると、今のままではM-1の予選で消えてしまう恐れがあります。
ぜひとも成長をしていただいて、12月の決勝会場に出てもらいたいところです。
審査委員特別賞の安田大サーカスは反則。個人的にはHIROの「座っていい」発言はツボにはまりました。
キャラは一度見ると忘れません。ですがネタの成長度は今後期待できません。それほどキャラが強力なのです。
賞にもれたメンバーは残念ながら、仕方がないと素人の私でも思います。それぐらい審査が簡単でした。
今はまだ面白くない元・のイズの池上似の奴がいたり、江頭2:50似の奴や商店街のオバハンがいたり・・・
バッファロー吾郎2世みたいなコンビや「この子ら、胸でかない?」っていうコンビもいました。
どれもこれも今回はいまいちでした。いい勉強になったと思います。
どのような人選で選ばれたのかサッパリわからん委員の5人でも、あっさり決めることができて楽な仕事だったことでしょう。
生放送なので審査は番組中に行われます。その間はいろいろな芸人によるおもしろくないゲームや漫才が行われます。
漫才が行われたのはチョップリン笑い飯りあるキッズアメリカザリガニと、歴代のM-1優勝組達。(ベテランさんは省略)
チョップリンのネタは好き嫌いが別れます。個人的にはおもしろかった。
りあるキッズの安田クン、ホンマにいい味を出してます。18歳であの間を扱えるのは驚愕の一言。
アメリカザリガニはアニメソングのネタ。彼らの得意フィールドなので生き生きとした感じ。個人的にはM-1で見てみたいぐらい好きなネタでしたね。順位は最下位かもしれませんけどね。
フットボールアワーは岩尾のリカバーで彼らの得た自信を実感しました。
ますだおかだは安心して見れました。ネタで出てきたどんきほ〜て(解散した漫才師のこと)は一瞬、忘れていました。
中川家はつかみの木曽路ネタでうまさを感じました。剛兄はネタ中、ビクビクしてませんでした。
今回のグランプリは南海キャンディーズが一番の発見でした。


司会の長島アナは噛みまくりだし、加藤アナのコメントはテキトーすぎます。
なんとかしてください。
そういや、喋れる素人・土建屋よしゆきさんを久しぶりにABCで見ました。紳助さんの番組にでなくなってからは、トンと見なくなりましたね。