次世代への試験的番組

この時期に放送されるバラエティ番組のなかに実験的におこなわれる番組があります。
恐らくそんな番組であったと思われるのがフジの「もしも!?の科学ショー」テレビ東京「クイズクリエイトバトル・クエス5」
「クエス5」は1つの答えを5人の出演者がクイズを作成し、別の出演者たちが解答者としてつくられたクイズをつかって問題を出すというものです。自分の文章力ではうまく説明できたとは思っていません。しかし見るとすぐに理解できると思います。
このクイズ形式のポイントは視聴者にはもう答えがわかっているということです。そこからどういった問題が作られるのかということと、それに答える解答者のおもしろさが伝えることができるのかが成功の鍵になると考えられます。
今回の放送では、白い悪魔ことオセロ・松嶋尚美のキャラおよび解答が群を抜いて良かったので、番組としてはいい具合に成立していたと思います。
しかし週1での放送は出演者をたくさん(司会を除いて約9名)必要となるので難しいでしょう。スペシャルでするのにも華やかさが足りないような気がします。
一方、「もしも!?」ですが、これは一昔前のクイズ番組と言っても過言ではありません。「すぽると」の新春企画のクイズとなんら変わりありません。地方制作でつくられていても不思議に思わないでしょう。
クイズの内容もへたをすれば「トリビアの泉」とかぶる恐れがあります。
それよりも失望したのがウッチャンの司会。いつから彼はこんなのになったのだろう。それとも元々なのか・・・
競演するアシスタントを喰うための番組「内村プロデュース」みたいに他の芸人とグダグダしながら番組を進めていくスタイルか、もしくはコント形式でないと彼の力は発揮出来ないんでしょうか。