注目度は高いようです(FromデイリーポータルZ)

僕と彼女と彼女の生きる道」の小柳 凛役の美山加恋のプロフィールの紹介です。
というわけで「僕と彼女と・・・」最終回のドラマ評を。
一日で頭が冷えるなんてうらやましい。いいですね。気持ちが切り替わるのが早い人は。
自分の子供はかわいくないけど孫ならかわいいっていう方、結構いるらしいって聞いたことあります。
歳を重ねるにつれて考え方が変わっていくってことなんでしょうが、大杉漣はちょっと極端でしたね。凛のあのかわいさに負けたんでしょう。
凛の「ずっと私の先生でいてくれる?」というのは小雪にとってはうれしくもあり、哀しくもある発言。
なにげない普通の台詞を子供に言わせることで印象深くさせていますよね。
普段は「ハイ」という返事しかしてないイメージがあるから、よけいそう感じるのでしょう。


父親でいさせて欲しい発言は男独特の気持ちでわかりますね。
だいたいの男性は別れた恋人には幸せになって欲しいと陰で願っているものです。女性は逆に不幸になっといて欲しいと思うみたいなのですが・・・。
この父親の気持ちは、実際には娘には届かないのが現状だと思います。手紙を書かせようとしても、1回ぐらいですぐに忘れていくでしょう。
やっぱりりょうが理解あるいい役になってますね。あかんやろ。そのまま悪役でいかないと。
どうせなら玄関前とかに男が乗った車があるなんてことをすれば、よりリアリティが増すんじゃないかと思いました。
りょうの事務所サイドとしては今後を考えると嫌がるとは思いますが・・・・・。
ところでゴムとびって今でもしているの?


キャロットグラッセを使って草なぎクンの心理状態を表すのには好感。こういうところはさすが橋部敦子、うまいですね。
玄関先での凛の「内緒の約束を守ってね」の再度の一言。って、きっついなぁ〜。
この娘が小雪の恋心に本能的に気づいている、という裏設定を表した台詞なのでしょう。
新幹線での父娘の別れ方は遠距離恋愛をしている恋人達の別れる場面をダブらせていました。
今後手紙でのやりとりをしていくということで、ベタな引越のトラックでの別れ方を選ばなかったのでしょう。


カレー、一緒に作れよ。レジで聞いといたら材料費浮くやろ。野菜カレーが嫌だってこと複線においておかな。
えっ半年後!?・・・・あっ、そういうことだったんですね。
凛の発言から推測するに、コミニュケーションがうまくいって小雪とのことを許しているのでしょう。まぁ順当な終わり方でした。
視聴率は恐らく高いんでしょうな。当初の私の予想を見事に外したドラマでした。
題名とキャストを見て2匹目のドジョウを狙ったものだと思っていましたから・・・。
凛役でブレイクした美山加恋にはこのイメージに負けず、今後活躍して欲しいですね。
活躍しすぎて初恋の人を自分の母親に取られた安達祐実やバラエティ番組の酒豪核弾頭・杉田かおるみたいにはならないでくださいね。


番組が始まる前に「クレイマー、クレイマー」で使われた音楽*1が・・・。
あれっとおもったら生理用品のCMでした。狙いましたね、フジテレビ。



*1:ヴィヴァルディの「マンドリン協奏曲 RV425 第1楽章」という曲。「Winners」というCDに収められているそうです。