サッカーの後に見たフェチ紹介バラエティ

サッカーU-23UAE戦の勝利に喜んでいた世の中。恐らく美味しいお酒を飲んだことでしょう。
そんな中、サッカーサイトを運営されている方はビデオで改めてチェックされたり、戦評等を書いていたことではないでしょうか。
自分も感想を・・・と思ってなにげなくチャンネルを変えたら、暑苦しいそうな男がダム好きを延々と語っていました。
「??」と思ったこの番組。MBS制作の「極楽エクスプレス 愛のネバーランド LOVE&NEEDS」という番組です。
番組のコンセプトは、いろいろな深い愛の世界を覗いていくと言うもの。ですからマニアックなものばかり紹介していました。
司会は元カノがAVデビューし、包茎手術したことのある極楽とんぼ山本圭壱と日テレ「エンタの神様」で重宝されているらしい陣内智則
他の出演者はサッカー番組では当たり障りのないコメントばかりの極楽とんぼ加藤浩次、雑学に詳しい山田五郎大槻ケンヂ、あまり知らないがたかじんの番組ではよく見るあびる優計算高い養殖された天然ボケ小倉優子、個人的にはマニアックなネタが好きなケンドーコバヤシ
そしてアシスタントには及川奈央
・・・・何〜!!あの世の中の男性がお世話になっているAV界のドル箱及川奈央さんっすか!?
この人が地上波で見ることができるとは・・・。いや〜、長生きはするものです。
伝説のテレ東の番組「ギルガメッシュNight」が無くなった今、見れそうなのはアホな業者が鳥インフルエンザの対応をミスったために阪神戦のスポンサーを失う余波にあったサンテレビだけだと思っていました。
番組はダム好き男がダムの放水シーンを見て涙していたのに続いて、演奏好きが高じて古手川祐子と離婚をした田中健が旅館の浴衣を着て渓流でケーナを演奏している写真が映し出されます。
そしてバカ映画「シベリア超特急*1」を作り続ける水野晴郎先生*2の登場。好きが高じて10年間で35州に渡ってした仕事であるアメリカンポリスについて語られていました。
ケンコバ、陣内、大槻、水野先生が選ぶシーン別美脚のコーナーでは小倉優子が水野先生の姿が怖いと絶叫。
思えば小倉優子が目立ったのはこの場面だけでした。あとは前に出ず、リアクションのみ。
よく反応するあびる優に比べると画面にはあまり映ることはありませんでしたが、自分のキャラと番組の内容を照らし合せると賢明な判断だったと思います。
またこのコーナーでは水野先生が自分がロリコンだと自ら発言。
ガチではないにしろ、番組が盛り上がったことは確かです。


番組はまだまだ続きます。なんせ3時間にも及ぶバラエティ番組ですから。
「女性が語る筋肉フェチ」のコーナーなのに進行の友近は全然好きではないことを発言したり、風船割りを愛する人の紹介では椅子の上に風船をのっけてその上に人が乗っかって割るのですが、乗ったときの風船の形がちんちんそのもの、というメタファーを見せてくれます。
マツケンサンバが流れたり、萩原流行の私服はいつも西部劇のウエスタンスタイルってのもありました。
そして及川奈央が出演する、いろいろなフェチを紹介するコーナーになります。
女性がくしゃみをした姿がいいという「くしゃみフェチ」、鮮魚市場等で見かける黒いゴムエプロンフェチ、全身タイツフェチや女性が包んでいる状態が好きなフェチなど。
世の中にはいろいろなフェチがあるものだと思いました。ノースリーブフェチの方がまだ理解しやすい・・・。
どうやらこれらのフェチはHPが開設されているようです。しかし肝心の番組のHPは存在せず。恐らく予算不足とMBSが許可しなかったのでしょう。


全体を通してみると、企画としてはおもしろい番組でした。ですが画面にはたる〜い雰囲気ばかりが流れています。
極楽・山本の酷い司会のせいでメリハリがなかったのと、3時間というOAの長さが原因でしょうか。
番組編集も同じような場面が流れるところがあるなど、苦しい雰囲気が伝わってきました。
陣内と極楽とんぼのキャスティングは不明。しかしこういうのが得意分野であるケンコバは必要でしょう。
深夜に3時間バラエティを流すMBS。他の在阪放送局ではマネできません。



*1:通称・「シベ超」を知らない方はこちらのレビューを参考に。リファで紹介していただいた方、ありがとうございます

*2:どうやら「シベ超5」の制作が決定された、とのこと。